GoldenTree Arbitrage はMT4用のEA(エキスパート・アドバイザー）です。あらゆる通貨、CFDを自由に組み合わせた裁定取引ができます。複雑なサヤの計算と表示、ならびに注文ロット数の算出、注文、決済までのすべてを全自動で行います。
事前にテストした多数のストラテジーを最適化レポートにまとめました。レポートに記載されているMagicNoをセットするだけでパラメーターのセッティングが完了します。
最適化レポートのストラテジーは全て同時に実行できますので、多数の市場を同時にトレードできます。
選べる売買アルゴリズム
ドンチャン・ブレイクアウトの順張、逆張り、逆張り反対ラインタッチ決裁を搭載。市場に合わせて最適な手段を選択できます。
難しいサヤの計算を自動化
市場の変動率と円評価額を考慮してサヤを計算する形にしたことで、あらゆる市場の組み合わせを可能にしました。
高度な資金管理機能
GoldenTree シリーズに実装されている資金管理機能が実装されています。ロット数や建玉の総数が資金に応じて自動的に敵に調整・制限されますので、たくさんの市場を同時安全にトレードできます。
ダウンロード
商品の最新版はGoldenTree EAからダウンロードできます。
セットアップの仕方
商品をダウンロードして、GoldenTree クイックスタートガイド（共通）をご参照ください。
トレード環境が無い場合は、GoldenTreeトレード環境のつくり方と管理についてを参考にしてください。
＜商品のダウンロード＞
Arbitrage ダウンロード
無料版（試用版）の制限
ご契約されているFX会社で問題なく動作することをご確認いただくものです。ご購入前に必ず試用版でテストしてください。無料版のパラメーターは設定に関係なく内部で次のように固定されます。
RiskFactor=5、EntryN=100、CloseNp=50、同時トレード数＝１
損益が期待できるものではありません。継続して使用しないようご注意ください。
チャートの見方
黄色のラインが２市場間の「サヤ」を示します。２本の緑のラインがドンチャン・ブレイクアウトのHLチャンネルです。サヤの価格が緑のラインを超えたときにエントリーが執行されます。
エントリーが執行されるとクローズラインが赤の鎖線で表示されます。黄色のラインがこのラインを超えると決済が執行されます。
黄色のラインが赤の鎖線を超える前に決済されると仮想取引モードに移行し、クローズラインがピンクの鎖線で表示されます。
— Status OK – トレードステータスです
バージョン、MagicNo、Spread 現在値/最小値
Profit/Total 直近の決済損益／過去の累積（概算値、円）
MaxPF/DD 最大利益／最大損失（円）
All/Won(%) 総トレード回数／うち勝ちトレード回数（勝率%) PF=プロフィットファクター
現在のポジション(売買）。(Virtual)は仮想取引、(Reverse)は逆張りでエントリーしたことを表します。
Algo、EntryN、CCF
トレード中のアルゴリズム、ドンチャン・ブレイクアウトの期間(エントリー/クローズ）、EntryN期間における２市場の相関係数です。
<Current>
UnitSize＝ ユニット数（詳細は資金管理参照）
Lots＝エントリーサインが出たときに注文される建玉の数
YEN/pip: １pipあたり金額（円）
Risk/day: １日の平均価格変動 pip（円）
<Headge>
ペア通貨の情報を同様に示します。
Weight ２市場のボラティリティーをそろえるための補正率。瞬時補正量／設定値 単位は(%)です。
Single,Other,ALL
買い,売り それぞれのエントリー可能なユニットの余力（エントリーされると数字が減っていきます。詳細は資金管理参照）。Arbitrageは売り買いセットでエントリーされますので、売り買いどちらかがゼロになるとそれ以上のエントリーは執行されません。
ライセンス規約
ライセンス規約・免責 ご使用前に必ずご覧ください。
パラメーター
以下はProffesional版で変更可能なパラメーターです。Standardではストラテジーのセットと普段の管理に必要なパラメーターのみ操作可能です。ここに記述のない共通パラメーターはGoldenTree共通パラメーターをご参照ください。
Algorithm = 1 (1～) アルゴリズム
エントリーと決済のアルゴリズムを選択できます。
1. ドンチャン・ブレイクアウト（順張り）
通常のドンチャン・ブレイクアウト。EntryNでエントリーを判定するHLチャンネルラインが規定され、CloseNpでクローズラインが規定されます。
2. ドンチャン・ブレイクアウト(逆張り)
逆張りでエントリーします。例えば買いの場合、Lチャンネルラインを下回ったところ（通常なら売りのブレイクアウト）でエントリーします。決済はアルゴリズム１と同じです。
3. ドンチャン・ブレイクアウト(逆張り、チャンネルオーバーで決済)
エントリーはアルゴリズム２と同じですが、反対のチャンネルラインを超えたところで決済します。
System Setting
Pair1 ペア通貨のシンボル
組合わせるペア通貨のシンボルを正確に与えます。取引しているFX会社の通貨ペア表示を参考に「EURUSD」「GBPJPY」「USDJPY」 などと入力します。USDJPYpro など末尾に添え字(pro,FXFなど)が付く場合は省略してください（内部で自動的に補完されます）。
注：チャートのステータスがWaittingのままトレードが開始されない場合はこの設定が間違っている可能性があります。
自動補完される添え字が不適当な場合はAutoSymbol = falseに設定してシンボルを省略せずに正確に入力してください。
RevF ペア通貨のエントリー方向フラグ
True: ペア通貨のエントリーをカレントチャートの逆方向にします。カレントチャートとペア通貨が正相関の場合この設定にします。
False: ペア通貨のエントリーをカレントチャートと正方向にします。カレントチャートとペア通貨が逆相関の場合この設定にします。
Weight=0 (0～) ２通貨間の変動補正率(%)
２通貨間の変動補正率を%で指定します。たとえば２通貨間の円評価額が同じであるとき、カレントシートがペア通貨に対して２倍の変動率がある場合は200%、変動率が同じである場合100%となります。
チャートに表示される「瞬時補正量」を参考に固定の数字を設定することができます。
0を設定するとATRをもとに計算された瞬時補正量の平均値が採用されます。これは建玉を持つと値が固定されますが、トレード中も平均を取り続け決済されると正しい値がプリセットされます。瞬時補正量と、現在の値はチャート上に表示されます。
EntryN =100 (1～ ) HLチャンネルラインの計算期間
ドンチャン・ブレイクアウトのH,Lチャンネルを計算する期間（足数）を設定します。
50～200程度の範囲が適切で、この範囲を大きく逸脱する場合は時間足を変更するのが得策です。
CloseNp =50 (1～ ) クローズラインの計算期間
クローズラインを計算する期間を設定します。入力はEntryNに対するパーセンテージで示します。100にするとEntryN＝CloseNとなります。50～100程度が標準です。
クローズラインはチャート上に赤線で表示されます。サヤがStopGain以上のレンジを越えて利益方向に動いてから有効です。
バックテストと成績評価
Professional版ではパラメーターを自由にセッティングできますが、MT4のストラテジーテスターを使ったバックテストは使えません。
未知の市場の組み合わせでパラメータを探索する場合は、オプティマイザーご利用ください。
バージョンの履歴
2021/12/12 Ver1.20公開
Nが１未満のときの表示を改善。メッセージ変更 ** UnitSize too smal (Low funds) **
AutoSymbolが有効にできなかった不具合を修正
X付の指標ペアに対応した。
Yen/pipの計算が合っていなかった不具合を修正
価格改定
2020/12/12 Ver1.19公開
Single,Other,ALLの表示がおかしくなっていた不具合を改善。
2020/1/12 Ver1.18公開
・Standardと同じ総建玉の制限機能を追加。
2018/8/17 Ver1.17公開
・LastResultの値が正しく計算できていなかった不具合を修正
・AllLimitPricep で決済された後バーチャルモードに移行するようにした。
・調整プロフィットをログの記録項目に追加した。
・表示に関するいくつかの不具合を改善。
・取扱説明書を刷新。
2018/4/3 Ver1.16公開
2018/3/10 Ver1.15公開
2018/2/20 Ver1.14公開
2017/12/23 Ver1.13公開
2016/02/27 Ver1.12公開
2016/01/02 Ver1.11公開
2015/02/18 Ver1.10公開
2014/07/20 Ver1.09a公開
2014/07/05 Ver1.09公開
2014/05/01 Ver1.08公開
2014/03/25 Ver1.07公開
2013/11/30 Ver1.06公開
2013/9/23 Ver1.05公開
2013/2/17 Ver1.04公開
2013/1/7 Ver1.03r2公開
2012/12/25 Ver1.03公開
2012/9/20 Ver1.02公開
2012/8/30 Ver1.0１公開
2012/8/14 Ver1.00公開
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